2点とも鉛筆デッサンです。
まずは、1点目。
“ダビデの目”の石膏像を描きました。
ご存知イタリアルネサンスの巨匠ミケランジェロが手がけた“ダビデ”。
この像の目だけを切り取ったのがこの石膏像です。
目だけではありますが、いわゆる“目ヂカラ”が印象的な像です。
Iさんは、この印象を大切に丁寧に観察されました。
日本人ではなかなかお目にかかれない堀の深さですから、
形にするのは苦労されたと思いますが、力強いデッサンになったと思います。
石膏像が置かれている状況もよく描けていますね。
2点目。
木彫りの魚の置物と貝殻を描きました。
キャラクター化されたような可愛げのある魚の置物ですが、
ウロコのひとつひとつも逃さず描き切っていますね。
貝殻も、柄やツヤまでしっかりと観察できております。
2点とも、観察していく喜びが感じられるいいデッサンになりました!